創業5年を過ぎ、事業も順調に拡大していました。
社員も毎年増えてきていて、50名程度に増えてきていました(翌年も新卒8名の採用を予定)。
そこで感じていた課題は、
・創業メンバーと中途メンバーに温度差が発生
・人員急増に対応したマネジメント体制が構築できていない
・社員間のコミュニケーション不足が、急増
でした。
感じていた課題をそれぞれの立場で整理をしなおし、本質的課題の追求をまず実施しました。
役員、創業メンバー、中途幹部職、新規参加メンバー、それぞれに対するヒアリング調査を実施した結果、感じている課題、問題、不満を整理を行うことで認識のズレがあることが明らかになりました。
・ビジョンの共有不足(夢、目指すことの共有がうまくされていない)
・企業フィロソフィーの不明瞭
・社員間コミュニケーション不足
の、3つが大きな施策項目と整理しました。
コア構築プロジェクトからスタート。
ミッション・ビジョン・コアバリューの定義を、役員、幹部、スタッフそれぞれのメンバーが参加して、プロジェクトを実施しました。その後、コアを共有するためのワークショップ、イベント、ツールの企画/制作を実施。
コミュニケーション強化として、これらのイベントで活用したツールを用いて、「文化共有ワークショップ」を継続的に実施する仕組みを導入。
【プロジェクトのポイント】
・課題を経営層の思い込みから考えのみで進めず、客観的に把握すること。
・各メンバーを巻き込みながら、プロジェクトを進める過程での共有を重視すること。
・一過性に終わらせぬよう、その後の仕組みに組み込むこと。
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