企業規模に関係のないブランドマネジメント vol.4 【 コア研磨 】

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今回は、実際の構築におけるポイントを御説明させて頂きます。

ブランド構築時に多いのが、何かを「創ろう」ということから始めてしまう勘違いです。
ブランディングでは、余分なモノ・コトを磨き落すという意識が大切になります、イメージとしては「ぜい肉落し」です。
ぜい肉の上からどんなに着飾っても、輝くブランドにはなりません。

ある失敗例を御紹介いたします。

ブランド戦略の一環として、A社では独自商品の開発に取り掛かりました。
商品開発チームとして各部署からメンバーが選ばれ、会社を上げて商品開発プロジェクトが行われました。このプロジェクトにより、開発メンバーが自信を持って進めることのできる商品は完成しました。そしてプレスリリースを行い、実際に拡販をスタート。

しかし、予想に反して市場に投入後、なかなかこの商品の売上げは伸びません。それどころか、A社の既存商品と市場を潰しあう結果となり、競合他社の入り込むスキを与えてしまいました。

なぜ、このような結果になってしまったのでしょうか? 

これこそが、多くの企業がブランディングに取組んでやってしまう失敗
「新しく創ることから着手してしまったこと」にあります。

企業ブランドのコアを明確にせず、「商品開発すること」をブランディングのスタートして考えてしまったことが、そもそもの考え違いです(こういった事例は実際に数多くあります)。

当社ではこうした過ちに陥らないため、ブランド構築はコアコンセプト明確化からスタートすることをお勧めしています。コアコンセプトを柱として、その後のブランド展開を構築します。

そぎ落とすことで、顧客はその企業
・どういった趣旨で
・どのようなサービス
提供してくれるかが、分り易くなります。

ブランディングの基本は、相手に分り易くすることです。

ダイヤモンドなど宝石と同じく、輝くブランドとなるようにカット、研磨を行い、そこからデザインです。
順番を間違わないように注意して下さい。

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